債務整理とは

近テレビでも債務整理のCMが出ているのを見かけますが、詳しい人に聞いてみたら抽象的な表現だよねという話になりました。というのも債務整理は厳密には3つに分かれるためです。

 

債務整理の種類

 

  • 任意整理
  • 個人再生
  • 自己破産

この3つの総称が債務整理とよばれるもの。この中で一番相談多いのが最初の任意整理というもので、どういうものかと聞いてみると、支払いすぎた利息、将来払う利息をカットして毎月の支払いを軽減する方法です。

テレビCMでやってるものも利息について話していたと思うので、その意味では債務整理というよりは任意整理というのが正しいところではないかと思います。あとは借金問題を相談する際直接弁護士事務所へ行くのももちろんありですが、それはちょっと敷居が高いと感じたら、シミュレーターを用意してくれている弁護士事務所様さんもあり、そこに必要情報入力だけすると、該当弁護士事務所さんから連絡が来て、相談に乗ってくれるケースもあります。

いずれにしても、ローンかけている方は少なからずいらっしゃると思いますが、過払いしている可能性があるため、一度調べてみたほうがいいかもしれません。といっても自力でやる必要はなく、プロに任せればいい話です。

弁護士法人アドバンス

 

シミュレーターが用意されておりチャット形式で情報を入力していく方式。
3万人もの方の任意整理、過払い金回収実績があるスタッフ常駐、そして情報入力に氏名入力がありますが、これも匿名でいいので、だいぶ相談する際の敷居も低い。

匿名で相談ができるので、家族や同僚、会社にも内緒で相談できるのも利点。

事務所情報:

東京事務所 / 札幌事務所 / 仙台事務所 / 名古屋事務所 / 大阪事務所 / 広島事務所 / 福岡事務所 / 長谷川法律事務所

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新大阪法務司法書士事務所

 

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着手金:0円
基本報酬:2万(税抜き)
減額報酬:減額分の10%。最低2万円
過払い報酬:過払い額の20%

報酬とついていますが、これはプロもとい戻ってきた金額の報酬として司法書士事務所へ渡すという意味です。なので、これらの総額がコストということになります。

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こういったコスト体系になっていますが、これについても聞いてみたら、安い方だと思うと話していました。業界低水準といわれるのも誇大広告というわけではなく、正当な表現といえるかと。

費用について話しましたが、これは実際に任意整理について動き始め、結果として上がったときに発生するもので、相談するだけならば費用は発生せず、無料です。

 

任意整理の流れ

 

①無料相談

電話またはメールにて相談申し込み。専門相談員が対応してくれる。

②解決方法の模索

相談時に現在の負債額、資産状況を伝えることで、最適な債務整理方法を検討・提案

③契約

提示された方法で納得できれば契約成立になり、債務整理に向けて、動き始めることになります。

【必要書類】
本人確認書類(免許証、保険証など)、認印、金融会社カード(金融会社に返却するため)

④金融会社への交渉や対応

ここでの司法書士事務所が交渉や対応をしてくれて金融会社からの取り立てとかがストップ。ただ、任意整理の場合、月々の支払軽減や過払い金返却などになります。

 

まとめ

 

  • 債務整理は任意整理、個人再生、自己破産の3種類があり、一番相談が多いもしくは最も知られている債務整理方法が、任意整理。
  • 債務整理を依頼する契約をした際に費用が発生するが、その前に相談するだけならば無料
  • 債務整理に動き始めてから、結果がでるまでにかかる時間は2~6カ月程度。

公式では実績についても紹介されているため、事実として相談から依頼してから月々の支払額減額や過払い額が戻ってきた実績があるわけなので、今ローンをかけてしばらくの年月について支払いをしている場合、相談は無料なので、相談して、それで過払いしていたら戻ってくるわけですから、これで家族サービスとかに活かせるかと。

債務整理をしたら

債務整理には任意整理、個人再生、自己破産、特定調停がありますが、この中で個人再生、自己破産については債務を大幅に減らしたり、場合によっては帳消しになることもあります。

ただし、デメリットも大きいです。一方で任意整理、特定調停はデメリットがゼロではないものの前者ほどのデメリットにはなりません。

■債務整理そのもののデメリット:

事故情報、信用情報機関に情報が登録され、新規クレジットカード、ローン、キャッシングなどの審査に通過しづらくなる

ただし、この登録された情報はおよそ5年ほどで消え、その後は上記が利用できるようになります。

■任意整理、特定調停の影響範囲

任意整理、特定調停は整理する債務を選択することで家族や保証人に迷惑をかけずに債務整理ができます。

■個人再生、自己破産の影響範囲

個人再生、自己破産については対象とする債務を選択ができず、全債務が整理対象になり、家族、保証人に影響が及びます。

自己破産の場合、自分名義の持ち家がある場合はそれを失う可能性があり、家族カードがあればそれを失う可能性があります。

家族が連帯保証人になっている場合、自分の代わりに支払い義務を負うことになります。このように任意整理、特定調停と比べると影響範囲が一気に広がります。

これらとは別に過払い金請求がありますが、すでに返済済みのものに対しては、債務がなく、払いすぎているものに対して請求するのでデメリットはありません。

ここまでで債務整理をしたらどうなるかを見てきましたが、実際に債務整理に動きださざるを得なくなった場合、個人でいきなり動くというよりはその手のプロである弁護士の相談して、動くのが確実だと思います。

 

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